秋穂町(あいおちょう)は、かつて山口県吉敷郡にあった町。
瀬戸内海沿岸にあった。2005年10月1日、山口市などと合併して廃止された。
地理
隣接している自治体
- 山口市
- 防府市
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、秋穂東本郷村・秋穂西本郷村の区域をもって秋穂村が発足。
- 1940年(昭和15年)4月29日 - 秋穂村が町制施行して秋穂町となる。
- 1947年(昭和22年)12月3日 - 山口県に昭和天皇の戦後巡幸。町内に行幸はなかったが、末繁輝亮が宿泊所に召し出されて「甘藷増産二十年」について進講を行った。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 山口市・小郡町・阿知須町・佐波郡徳地町と合併し、改めて山口市が発足。同日秋穂町も廃止となった。
産業
クルマエビの養殖発祥の地。
漁業
- 秋穂漁港
- 大海漁港
娯楽
- 秋穂座 - 映画館。
交通
道路
- 主要地方道
- 山口県道25号宇部防府線
- 山口県道61号山口小郡秋穂線
- 一般県道
- 山口県道194号山口秋穂線
- 山口県道338号大海秋穂二島線
- 山口県道352号秋穂港線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 秋穂八十八箇所
- あいお祭り
- 道の駅あいお
- えび狩り世界選手権
その他
- 市外局番は083、市内局番は984となっている。
- 那須正幹の「ぼくらの地図旅行」(福音館書店、ISBN 4-8340-0826-6)という絵本の舞台はこの町である。作品では野浜という名前に変えられているが、いくつかの地名は実在のものが使われている。
- 兵庫県有馬郡藍村が消滅した1956年3月31日から当町廃止までの間、全国の市町村を50音順に並べた場合、最初になる市町村だった。(「あいお」とする場合。「あいおちょう」まで読めば「相生市(あいおいし)」が先になる。)
脚注
関連項目
- 山口県の廃止市町村一覧
外部リンク
- 秋穂観光協会
- 秋穂町(2005/07/12アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project




