アヴェラーレ(欧字名:Avverare、2018年3月29日 - )は、日本の競走馬。2023年の関屋記念の勝ち馬である。
馬名の意味は実現する(イタリア語)。期待に応え、大きな夢を叶える。
経歴
2歳(2020年)
10月31日東京芝1400mの2歳新馬戦に1番人気で出走。道中中団でレースを進めると最後の直線で早めに抜け出したアルトヴォラーレを1馬身1/4差で差し切ってデビュー戦を飾る。
3歳(2021年)
2月6日の春菜賞では好位追走から直線で外へ持ち出して抜け出すと最後はタイニーロマンスに1馬身1/4差つけデビュー2連勝とする。重賞初挑戦となった4月10日のニュージーランドトロフィーは1番人気に推され、中団後方からレースを進めたが直線では全く伸びず15着に沈んだ。その後、休養を挟み9月の飯豊特別と11月の神奈川新聞杯では共に2着となり、3歳シーズンを終えた。
4歳(2022年)
2月13日東京芝1600mの4歳上2勝クラスでは道中好位追走から直線で馬群を割って抜け出し3勝目を挙げる。しかし、その後は勝ち切れないレースが続きこの年は1勝のみに終わる。
5歳(2023年)
1月29日の節分ステークスから始動したが4着に敗退。続く豊橋ステークスでは好位追走から直線で脚を伸ばすと最後はメイショウホシアイ、ドロップオブライト、ブライトオンベイスとの競り合いを半馬身差制して4勝目を挙げ、オープン入りを果たす。5月13日の京王杯スプリングカップでは後方追走から直線で追い込んできたがレッドモンレーヴの4着に終わる。8月13日に行われた関屋記念では道中中団のインを追走し、最後の直線で鋭く脚を伸ばすと最後は先に抜け出したディヴィーナを差し切って重賞初制覇を果たした。10月28日に行われたスワンステークスでは1番人気に推され、レースでは中団から追い上げてくるも最後は伸びあぐねて7着に終わった。
6歳(2024年)
1月6日の京都金杯で始動し、中団追走から直線で外から追い込んできたが4着。続く2月4日の東京新聞杯では後方から末脚を繰り出したが7着と惨敗した。2月23日に所有するシルクホースクラブにより現役を引退することが発表され、翌2月24日付けでJRAの競走馬登録を抹消された。引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となる。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
血統表
- 母アルビアーノは2015年フラワーカップ、スワンステークスの勝ち馬である。
- 3代母Auroraの全妹に1994年阪神3歳牝馬ステークス勝ち馬のヤマニンパラダイスがいる。そのほかの近親はコートリーディー#主なファミリーラインを参照。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ

