ジャレッド・キャノニアJared Cannonier、1984年3月3日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。テキサス州ダラス出身。レガシー柔術・アラスカ/MMAラボ所属。UFC世界ミドル級ランキング7位。

来歴

総合格闘技

2011年6月19日、プロ総合格闘技デビュー。ローカル団体で7戦全勝の戦績を残す。

UFC

2015年1月3日、UFC初参戦となったUFC 182でショーン・ジョーダンと対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負け。

2016年4月10日、UFC Fight Night: Rothwell vs. dos Santosでシリル・アスカーと対戦し、左フックでダウンを奪いグラウンドの肘打ち連打で1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年12月3日、ライトヘビー級転向初戦となったThe Ultimate Fighter 24 Finaleでイオン・クテラバと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年2月11日、UFC 208でライトヘビー級ランキング3位のグローバー・テイシェイラと対戦し、0-3の判定負け。

2017年12月16日、UFC on FOX 26でライトヘビー級ランキング15位のヤン・ブラホヴィッチと対戦し、0-3の判定負け。

2018年11月3日、ミドル級転向初戦となったUFC 230でミドル級ランキング7位のデヴィッド・ブランチと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年5月11日、UFC 237でミドル級ランキング14位の元UFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバと対戦し、右インローキックで1RTKO勝ち。

2019年9月28日、UFC Fight Night: Hermansson vs. Cannonierでミドル級ランキング5位のジャック・ハーマンソンと対戦し、タックルに合わせたカウンターの右アッパーでダウンを奪い、パウンドで2RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、ミドル級転向後3連勝となった。

2020年10月24日、UFC 254でミドル級ランキング1位のロバート・ウィテカーと対戦し、0-3の判定負け。

2021年8月21日、UFC on ESPN: Cannonier vs. Gastelumでミドル級ランキング9位のケルヴィン・ガステラムと対戦し、3-0の5R判定勝ち。

2022年2月12日、UFC 271でミドル級ランキング4位のデレク・ブランソンと対戦。1R終盤に右フックでダウンを奪われチョークを極められるも、2Rに右肘打ちとバックフィストでぐらつかせ、グラウンドの肘打ち連打で逆転のTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2022年7月2日、UFC 276のUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者イスラエル・アデサンヤに挑戦し、0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。

2022年12月17日、UFC Fight Night: Cannonier vs. Stricklandでミドル級ランキング7位のショーン・ストリックランドと対戦し、2-1の5R判定勝ち。

2023年6月17日、UFC on ESPN: Vettori vs. Cannonierでミドル級ランキング3位のマーヴィン・ヴェットーリと対戦。1R早々に左ストレートを貰いぐらつくものの、2Rから打撃で巻き返し、フルラウンドに渡る激闘の末に3-0の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、この試合でUFCミドル級新記録となる1試合における最多有効打撃数「241発」を記録し、全体では歴代4位の記録となった。

2024年6月8日、UFC on ESPN: Cannonier vs. Imavovでミドル級ランキング7位のナッソーディン・イマボフと対戦し、スタンドパンチ連打で4RTKO負けを喫したが、レフェリーのストップが早かったため物議を醸した。

2024年8月24日、UFC on ESPN: Cannonier vs. Borralhoでミドル級ランキング12位のカイオ・ボハーリョと対戦し、0-3の5R判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2025年2月15日、UFC Fight Night: Cannonier vs. Rodriguesでグレゴリー・ホドリゲスと対戦。1Rに2度ダウンを奪われるも、3R終了直前に右肘打ちでダウンを奪い、4R序盤にスタンドパンチ連打でTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

人物・エピソード

  • 総合格闘家になる前はアメリカ陸軍として3年間勤務したが、薬物検査でマリファナの陽性反応が出たため除隊となり、以降はアラスカ州で航空整備士として働いていた。

戦績

獲得タイトル

  • AFCヘビー級王座(2014年)

表彰

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(4回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(4回)

脚注

外部リンク

  • UFC 選手データ
  • TAPOLOGY 選手データ
  • ESPN 選手データ
  • MMA Junkie 選手データ
  • ジャレッド・キャノニアの戦績 - SHERDOG(英語)

ジャレッド・キャノニア YouTube

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