織田荘(おたのしょう)は、越前国丹生郡(現在の福井県越前町)にあった荘園。

1218年(建保6年)、高階宗泰が京都の歓喜寿院に寄進したことによって成立する。1228年(安貞2年)には延暦寺に属する南叡山妙法院門跡が支配するようになった。戦国時代に入ると朝倉氏によって押領され、その支配を受けることになる。荘内には劔神社があり、朝倉氏とともに斯波氏の重臣であった織田氏はここの神官の子孫であったとする説がある。このため、織田信長の重臣柴田勝家が越前国を支配すると、織田荘の一部が劔神社に寄進された。

参考文献

  • 山名暢「織田荘」『福井県大百科事典』福井新聞社 1991年

脚注

関連項目

  • 太良荘(同じく歓喜寿院領)

織田信長で有名な「織田一族」の発祥の地?福井県の越前町とは? 日本秘境探訪(即身仏・五重塔・三重塔・一之宮・滝・棚田・墓・元寇史跡・聖地巡礼)

体験や食、織田を盛り上げ 越前町、地元有志ら催し みんなで読もう 社会 福井のニュース 福井新聞D刊

『パワースポット』として人気がある!織田神社と劔神社 織田信長のゆかりの地が福井県に在った! Oda Shrine is said to be

織田家

劔神社(つるぎじんじゃ) 福井県丹生郡越前町/全国神社マップ