マシュー・R・ウィスラー(Matthew R. Wisler, 1992年9月12日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ウィリアムズ郡ブライアン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。
経歴
プロ入りとパドレス傘下時代
2011年のMLBドラフト7巡目(全体233位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレスでプロデビューして1試合に登板したが、1死も取れず防御率は無限大となった。
2012年はA級フォートウェイン・ティンキャップスでプレーし、24試合(先発23試合)に登板して5勝4敗、防御率2.53、113奪三振を記録した。
2013年はA 級レイクエルシノア・ストームとAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、2球団合計で28試合に先発登板して10勝6敗、防御率2.78、131奪三振を記録した。
2014年はメジャーのスプリングトレーニングに招待された。シーズンではAA級サンアントニオとAAA級エルパソ・チワワズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して10勝5敗、防御率4.42、136奪三振を記録した。
ブレーブス時代
2015年4月5日にクレイグ・キンブレル、メルビン・アップトン・ジュニアとのトレードで、キャメロン・メイビン、カルロス・クエンティン、ジョーダン・パローベックと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した。移籍後は傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスへ配属された。6月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のニューヨーク・メッツ戦にて先発でメジャーデビューし、8回1失点で初登板初勝利を挙げた。同年はルーキーながら20試合でマウンドに登り、うち19試合で先発登板した。8勝8敗、防御率4.71という成績を残し、一定の結果を残した。
2016年は、年間通じて先発ローテーションに入ったが、総合では7勝13敗、防御率5.00という成績に終わった。
レッズ時代
2018年7月31日にアダム・デュバルとのトレードで、プレストン・タッカー、ルーカス・シムズと共にシンシナティ・レッズへ移籍した。
2019年3月28日にDFAとなった。
パドレス時代
2019年4月1日にディオマー・ロペスとのトレードで、パドレスへ移籍した。6月29日にDFAとなった。
マリナーズ時代
2019年7月4日に金銭トレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した。
ツインズ時代
2019年10月29日にウェイバー公示を経てミネソタ・ツインズへ移籍した。
2020年オフの12月2日にノンテンダーFAとなった。
ジャイアンツ時代
2020年12月8日にサンフランシスコ・ジャイアンツと115万ドルの単年契約を結んだ。オプションとして最大50万ドルの出来高が含まれる。
2021年は21試合に登板し1勝2敗3ホールドを記録していたが、6月9日にDFAとなった。
レイズ時代
2021年6月11日にトレードでタンパベイ・レイズに移籍した。レイズでは27試合に登板し、2勝3敗1セーブ7ホールドを記録した。
2022年は9月7日にFAとなった。
投球スタイル
90mph台前半のシンカーとスライダーが武器である。
詳細情報
年度別投手成績
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2021年度シーズン終了時
背番号
- 37(2015年 - 2016年、2020年 - 2022年)
- 45(2017年 - 2018年7月30日)
- 41(2018年8月31日 - 同年終了)
- 49(2019年 - 同年6月28日)
- 44(2019年7月7日 - 同年終了)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 W
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt Wisler stats MiLB.com (英語)
- Matt Wisler (@matthewwisler) - Instagram




