惣作町(そうさくちょう)は、愛知県瀬戸市東名連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
- 瀬戸市の南東部に位置する。西を鐘場町、北を新明町・小空町・西窯町、東を凧山町・巡間町、南を門前町と隣接している。
- 赤津川左岸の田園地帯で、工場が点在している。かつてはその社員寮もあったが、現在は廃止されている。
- 鐘場町にかけて、古代から近世に亘る遺物散布地となっており、惣作・鐘場遺跡と呼ばれている
河川
赤津川 : 町の北部を西流している。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる。
歴史
町名の由来
町名設定の際、赤津村字惣作の字名を採って惣作町にしたと推察される。
沿革
- 1943年(昭和18年)8月9日 - 瀬戸市大字赤津字惣作・小巡間の各一部と字小谷戸・クゴ・池坪の全域により、同市惣作町として成立。
世帯数と人口
2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
交通
鉄道
町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。
バス
町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、名鉄バス「東山線」【11】【12】系統の太子町バス停になる。
道路
愛知県道22号瀬戸環状線 : 町の中央部を南北に通っている。
施設
- 丸仙陶器原料工場 : 1918年(大正7年)創業。1971年(昭和46年)この地に工場を設立。窯業原料・化粧品原料の製造会社。
- 藤井鉱業株式会社 : 窯業関係の工場。
- 豊田合成 瀬戸工場 : 1949年(昭和24年)創業。2007年(平成19年)この地に工業を設立。様々な機械・機器のゴム・合成樹脂製品や半導体等の製造・販売をしている会社。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 489-0843(集配局:瀬戸郵便局)。
脚注
出典
参考文献
- 瀬戸市 編『昭和18年8月9日施行 町名設定調書(其ノ三)赤津地区』瀬戸市、1943年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
- 瀬戸市の地名
- 惣作町 (曖昧さ回避)
外部リンク
- 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、惣作町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。



