飯沼 玉亀(いいぬま ぎょくき、安政5年〈1858年〉 ‐ 没年不明)とは、明治時代の浮世絵師。
来歴
鍋田玉英の門人。飯沼氏、玉亀、稀堂、種堂と号す。父の庭作と釈堯光にも絵を学んだという。作画期は明治10年代から明治40年代にかけてで、読本の挿絵などを手掛けている。山水画または美人画を得意としたとも伝わる。
作品
- 『女子修身訓要解』 ※明治11年(1878年)刊行。玉亀編、金港堂版
- 『流行速記の花』 ※明治22年(1889年)刊行
- 『観光図説』 ※明治26年刊行、玉亀編・画。三省堂版
参考文献
- 川瀬鴎西編 『古今書画名家全伝 続編』 東雲堂、1903年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。21コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※113頁



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