NYK アルテア(えぬわいけい あるてあ、NYK Altair)は、かつて日本郵船が運航していたコンテナ船(船主はパナマの現地子会社で船籍もパナマ)。なお2010年に2代目の「NYK アルテア」が建造されているが、本項では1代目について解説する。
概要
NYK アルテア級3隻の1番船として、1994年石川島播磨重工呉工場(現:ジャパン マリンユナイテッド呉事業所)で竣工。日本船社の運航船では初のオーバー・パナマックス型(ポスト・パナマックス型)コンテナ船であった。
2001年「Sandra Azul」と改名。2007年にはMSCの運航となり「MSC Catania」と改名された。
同型船
- 2番船 「NYK ヴェガ(NYK Vega)」
- 1995年2月24日、三菱重工業長崎造船所で竣工。
- 3番船 「NYK プロシオン(NYK Procyon)」
- 1995年3月24日、石川島播磨重工呉工場で竣工。
※この他、ほぼ同型の大阪商船三井船舶(現:商船三井)のマース級3隻がある。
参考文献
- 船舶技術協会『船の科学』1995年4月号 第48巻第4号
- 海人社『世界の艦船』1995年3月号 No.493
- 海人社『世界の艦船』1998年4月号 No.537
- 渡辺逸郎『コンテナ船の話』成山堂書店 2006年 ISBN 978-4-425-71371-4



