ラファエル・ポロ(Rafael Polo, 1993年4月2日 - )は、ドミニカ共和国ペラビア州バニ出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。NPBでは育成選手であった。
経歴
プロ入りとヤンキース傘下時代
2010年、16歳でニューヨーク・ヤンキースと契約を結んだ。この年は、ドミニカン・サマーリーグ・ヤンキースでプレーした。ここでは、63試合で打率.323の成績を残した。
2011年もドミニカン・サマーリーグ・ヤンキースでプレーした。この年は、55試合に出場し、打率.245と前年度から成績を下げたが10盗塁をマークし、自慢の俊足を発揮したシーズンとなった。
2012年は、ドミニカン・サマーリーグ・ヤンキースでわずか1試合の出場にとどまった。6月7日に自由契約となった。
楽天時代
2012年11月に岡山県倉敷市で行われた東北楽天ゴールデンイーグルスの秋季キャンプにエドガー・ララとともにテスト生として参加した。
2013年1月7日に楽天との育成選手としての契約合意が発表され、1月26日に入団会見を行った。あえてスペイン語通訳を置かず、若手選手と一緒に寮生活を送っていた。だが、日本の生活になじめなかったことから、6月18日にララと共に契約解除となった。イースタン・リーグ22試合に出場して、打率.227、1本塁打、3打点という成績であった。
四国アイランドリーグ・愛媛時代
2015年3月10日に、日本の独立リーグである四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツへラファエル・フェルナンデスと共に入団した事が発表された。
2016年シーズンは打率.329を記録し、年間総合優勝したチームでリーグの首位打者となった。シーズン終了後、後期およびシーズンのMVPとベストナインに選出された。2017年シーズンも愛媛でプレーし、最多打点のタイトルを獲得した。2017年シーズン終了後に退団(任意引退)が発表された。
BCリーグ・信濃時代
2018年3月20日、ベースボール・チャレンジ・リーグの信濃グランセローズへの入団が発表された。
BCリーグ・群馬時代
2019年は1月末日時点で信濃と契約しておらず、無所属の状態となっていたが、2月25日に同じベースボール・チャレンジ・リーグの群馬ダイヤモンドペガサスへ入団することが発表された。2019年6月8日の対茨城アストロプラネッツ戦において、サイクル安打を達成した(リーグ5人目)。このシーズンはリーグの最多本塁打と最多打点の2冠を獲得し、ベストナインならびにリーグの野手部門MVP(前期およびシーズン)に選出された。2019年シーズン終了後、群馬を退団(自由契約)することが発表された。
独立リーグ退団後
2021年7月2日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズに入団したが、3試合に出場して10打数1安打の結果に終わり、同月中にリリースされた。
詳細情報
年度別打撃成績
- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの打撃成績
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 140 (2013年)
- 13 (2015年 - 2017年、2019年)
- 80 (2018年)
脚注
関連項目
- 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#ドミニカ共和国
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの選手一覧
- 愛媛マンダリンパイレーツの選手一覧
- 信濃グランセローズの選手一覧
- 群馬ダイヤモンドペガサスの選手一覧
- 四国アイランドリーグplus個人タイトル獲得者一覧
- ベースボール・チャレンジ・リーグ個人タイトル獲得者一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 ラファエル・ポロ - NPB.jp 日本野球機構



